皆さま、こんにちは。
公益社団法人桶谷式母乳育児推進協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
当協会は、創始者・桶谷そとみが提唱した「母と子は一体である」という理念を原点に、今年で45周年を迎えました。母乳育児の支援を軸に歩んできた歴史は、多くの母子やご家族との出会いによって紡がれてきました。
母乳育児は、赤ちゃんの健やかな成長だけでなく、母親の心身の回復、家族の絆づくりにも深く関わります。出産前からのご相談を通じて準備を整え、産まれたらなるべく早期に母乳が飲めるようお手伝いすることは、母乳育児の大切な第一歩です。小さく産まれた赤ちゃんにとって、母乳は命を救う重要な役割を果たします。私たち桶谷式乳房管理士は「心に技、技に心」を信条に、こうした命を支える現場で日々活動しています。
現在、当協会には全国で約560名の会員がおり、そのうち約330名は開業助産師として地域に根ざした活動を展開しています。訪問による開業者も多く、母乳相談や乳房ケアに加え、産後ケア事業など幅広い分野で母子を支えています。
活動は母乳育児にとどまらず、思春期から更年期まで、女性の生涯を通じた健康と安心を支えるものへと広がっています。そしてこの支援の輪は親から子へと受け継がれ、世代を越えてつながっています。
そして私たちは、世界中の母子が母乳で育てられる社会を目標に、国内外を問わず母乳育児の普及と支援に取り組んでまいります。
これからも女性の生涯に寄り添い続け、家庭と地域社会のあたたかな未来を築くために、歩みを止めることなく活動を続けてまいります。
皆さまのご理解と温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。